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zoom RSS ニコンから異端児的なコンパクトDSLRが将来登場?

<<   作成日時 : 2009/07/08 23:58   >>

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 ニコンの後藤氏が、ニコンの顧問となり同時に映像カンパニーに設立される後藤研究室のニコンフェローとなり、今後は将来のニコンの一眼レフカメラの性能や仕様などの商品戦略について考える部署の側方支援を行なう組織として後藤研究室は活躍していくようです。

 ニコンの執行役員をされていた後藤哲朗氏はその役職と解かれ、顧問兼ニコンフェローに就任し、同時に映像カンパニーに後藤研究室を設立したという。その後藤研究室とはニコンのなかで、今後どのような活動をしていくのか、活動内容や設立の目的について、デジカメWatchが後藤氏にインタビューをしています。

 インタビューはなかなか興味深い内容で、ニコンの方向性や後藤氏の考えかたやカメラの見方などひさしぶりに読む後藤氏のインタビューは楽しいものがありました。研究室の設立の目的についてはインタビューの始めをお読みいただくとして、なかから興味深い発言をひろってみると。

 後藤氏の尊敬しているコンパクトデジタルカメラがあるようで、某社の某カメラとしか書かれてなく機種名は不明なのですがネットの一部ではその機種をめぐり議論があるようで、ニコンとしてもおおいに参考にすべきとかたり、その某カメラのような通好みのニコンモデルの登場にも期待が高まる感じです。

 人気が高まりつつあるミラーレス機については、ニコンではマウントそのものを変更するつもりがないということを遠まわしにかたり、マウントは手段にすぎないという。ミラーのある一眼レフは今後もつづいていくカテゴリーとかたり、

「ニコンに関して言えば、長い期間一眼レフの世界で魅力的な製品を生み出していくだけのロードマップが引けます。ですから仮にミラーレス一眼をニコンが発売したと仮定しても、主力製品になることは、当面の間はないんじゃないでしょうか。ミラーがあっても動画は撮影できますし、それ以外にもデジタル技術を用いてさまざまな事ができますから。しかし、それと並行してミラーレス化に関しても、技術開発と商品戦略は練っておく必要はありますね」と、ニコンのスタンスをかたっていました。

一眼レフについて問われ後藤氏はおもしろい発言をされていました。

「たとえばD40を例に取れば、まだまだできること、やらなければならないことはたくさんあります。 サイズと重量のために買わない方が大勢いる事実は良く知っていますし、 上位モデルに採用した機能、性能がまだまだ反映されていませんから。実はニコンの一眼レフで、もっとも完成された自動機能が搭載され、簡単に思い通りの写真が撮れるのはD3シリーズなどの上位機種だと思います。D3で写真を撮影することに比べると、D40は難しいとも言えます」と、あえて逆説的ないいまわしで、エントリー機の充実もはかっていく必要性をかたっていました。

 今後のニコンのカメラの方向性については、コンパクトなモデルが必要とかたりニコンのデジタル一眼レフのラインアップが完成したので、

「(前略)仮にですが、小さくて高性能だけれど、“ある部分”に関しては結構オバカな機種はどうでしょう。でも"別のある部分"はきちんと拘って作り込んでいる。今のニコンのラインナップは当たり前すぎますから、その正常進化を狙うだけでなく、意外性のある異端児も投入するためのアイディアを後藤研究室では練っています」 と、いままでのラインアップからそれた機種(異端児)の投入もありそうなことを示唆さしていました。

カメラ内でレンズの収差補正が今後も進んでいくのかということについては、

「(前略)感性的な領域と光学技術の探求は実はアナログ技術の粋であって、ニコンの伝統であり今後の存在理由なのです。そういう可能性を追求しアイディアを出していくのが後藤研究室の仕事だと思っています」と、ニコンのカメラのアナログの部分、(レンズの基本的な性能やカメラの感性的な部分)については今後もニコンのカメラからは消えることはないということがわかり、ほっとする感じでした。

 手にして、シャッターを切るだけでも楽しくなる。というカメラとしての基本的な感触のよさは今後もニコンの伝統として大切に継承されていくのでしょう。D40をさらにコンパクトにした異端児的なカメラも登場してくるのか、今後のニコンの展開に注目していきたいと思いました。


【資料】
デジカメWatch
後藤哲朗氏本人に訊く:ニコンが設立した「後藤研究室」とは
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090708_298751.html

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
コンデジの噂もちょっと出てますね。
P1DXという名前でAPS-Cセンサを積むとかどうとか・・・
もし、そういうSIGMAのDP的な機種が出たら、NikonのCOOLPIX戦略は、面白い方向へ向かうんだろうと思いますね。
正直、欲しい機種ですw
sharlytemple@会社
2009/07/10 11:53
ご紹介された記事、興味深く読ませていただきました。私がニコンを使い続けるのも、後藤さんの存在があってこそだと、今改めて思っています。ニコンの懐の深さを、最も体現する人物ですよね。何しろ初めて開発に加わったF3を、「巻き上げの最後の感触がどうしても許せなくて所有していない」と明言する人ですから。逆に良いと思った機種は、ライバルメーカーの物でも躊躇なくほめる人です。本当に信頼するに足る存在だと思っています。「アナログ的な部分を大切にしたい」という今回の発言にも安心感を深めました。そんな後藤さんにはぜひ、水割りのグラスを傾けながら、うっとりと見つめてはセーム皮で磨く、そんな至福の夜を過ごせるカメラを登場させてほしい、と願ってやみません。残念ながら、今のニコンでそれに見合うものはないことを、後藤さん自身が最もよくご存知でしょうから。
ayuo
2009/07/10 21:02
「ニコン」と「異端児」というワードの組み合わせが、意外性ありますねぇ。ニコンと異端って、まったくつながらないようなイメージがありませんか^^?
コンパクトなカメラ、もちろん欲しいです。
D40(X)に飽きるどころか、またまた現在かわいがって酷使しているもので…(笑)
昇り龍
2009/07/10 21:02
ニコンから登場するかも知れない異端児的なモデルが、果たしてSLRなのか、SLRとコンパクトタイプとの中間的な存在(レンズ交換方式カメラ)なのか、興味深いですね。私としてはエプソンのR-D1のような、かつてのニコンSシリーズのようなレンジファインダー搭載機だったら嬉しいです。
郷秋<Gauche>
URL
2009/07/10 22:58
sharlytemple@会社さんこんにちは!
そうですね!ニコンのコンパクトのうわさもでていますよね。そしてあのロードマップのうわさ、あれはどうなのでしょうかね。ニコンには35・28Tiのデジタル版をもとめる声も多いですよね。それをAPS-Cサイズでだしてきたらおもしろいでしょうね!
blog管理
2009/07/10 23:34
ayuoさんこんにちは!
F3の巻上げは最後のところでトルク感が少し変わりますよね。後藤さんがその部分を許せなくて所有していないというおはなしは初めて聞きました。なるほどという感じです。おっしゃるようにアナログ的な部分を大切にというおはなしには、なんだか安心させられるものがありますよね。趣味性の高い一眼レフには大切なはずせない要素だと思いますので。デジタル時代にもそろそろ愛でるカメラがあってもいいですね!
blog管理
2009/07/10 23:39
昇り龍さんこんにちは!
そうですね!ニコンから異端児的なカメラがという相反するイメージで。D40クラスの小型軽量なカメラでファインダーにこだわったAi連動のマグネシュウムボディのモデルなんかでるとうれしいかな。D40x長いつきあいになりましたね!思い切って衝動買いして正解でしたね。(笑)
blog管理
2009/07/10 23:43
郷秋<Gauche>さんこんにちは!
お久しぶりです!
インタビューでいわれているのはDSLRのことかなと読みましたが、ちがうのかな。。(笑)以前ニコンからレンジファインダーのデジタル機がでるといううわさがありましたがいつのまにか消えてしまいましたね。階層化されたラインアップからはずれたモデルとなると予想するのがむずかしいですね。個人的には当面7月末の新モデルに注目しています。
blog管理
2009/07/10 23:51
>簡単に思い通りの写真が撮れるのはD3シリーズなどの上位機種だと思います。D3で写真を撮影することに比べると、D40は難しいとも言えます。

後藤氏の上のお話、まさにその通りだと思います。ぼくも両機を所有していますが、大きさ重量さえ気にしなれば、D3の方が簡単に写真が撮れます。パパラッチ仕様と言いますか、カメラのパワーまかせで、ごり押しで撮りきってしまう感じです。一方で、D40では、人間が考えて撮ってる部分が多いと思います。
Hiroyuki
2009/07/11 00:37
Hiroyukiさんこんにちは!
むかし、にたような経験を以前したことがあるのですがF4を使っていたとき、このカメラのほうが簡単に安心して確実に下位モデルより撮れると感じたことがありました。とにかく写っていると安心してカメラまかせにできる感覚はD3にもつながっているのですね。自分も実はD40はむずかしいと感じたことがあります。(笑)
blog管理
2009/07/12 02:07
ニコンから異端児的なコンパクトDSLRが将来登場? きになったコト/BIGLOBEウェブリブログ
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