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zoom RSS 富士の撮影に挑む竹内敏信氏の姿に感動

<<   作成日時 : 2009/04/26 23:58   >>

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 今年はきのせいかGWのはじまりが早い感じです。そのはじまりの25日に放送されていた、キヤノン提供の番組では風景写真の第一人者、竹内敏信氏の富士山の撮影風景を追っていました。その竹内氏は大病をされていたことを自分は知りませんでした。

 4月25日土曜日の午後にテレビ東京で放送された、『キヤノンプレミアムアーカイブズ 写真家たちの日本紀行 未来に残したい情景 春の特別編』という番組では、この冬から春にかけての写真家たちの撮影の旅のようすを放送していました。竹内敏信氏のほかには、宮嶋茂樹氏、矢野直美氏、吉野信氏の3名の写真家の旅を追っていました。

 なかでも、竹内氏は未来に残したい情景として富士山を撮影のテーマにその撮影のようすを放送では追いかけていたのですが、その竹内氏が大病を患われていたことをこの番組で初めて知りおどろきました。

 1年半前に脳出血で写真家生命の危機に瀕するほどの大病をされ、いまだに右半身に麻痺が残る体となっていたというのです。いまでもリハビリをされているようで、そのようななかでの写真撮影ということで2度びっくりさせられました。

 撮影には奥さんが同行されて身の回りの世話から撮影ポイントへの移動などアシスタントもいるのですが、かいがいしく撮影を全面的にサポートされていていました。

 昨年の5月の連休におわりに、「私は写真家なので撮影に行きたいです」と、凛として宣言したと語る奥さんは、「はい、わかりました」と、答え、以来20箇所を撮影してまわる旅に同行したといい、その集大成は写真展、『照る日 曇る日』に結実したという。

 車椅子で移動しながらときに不自由な両足で立ち上がり、ファインダーをのぞく眼差しには感動させられるものがありました。体が不自由になり作風に変化があったのかを聞かれ、「アングルが下がったが、思想としては同じはず」と答えていました。

 クルマで移動しながら、富士山撮影のベストポジションをもとめて走っていると、夕日に照らされて見事なかさ雲をまとった富士の勇姿が目の前に現れるシーンがありました。電柱と電線のない場所をもとめて走るうちにもどんどん日は暮れて、時間とのたたかいにもどかしさをにじませながらも撮影ポイントに妥協しない竹内氏の姿勢には、体の不自由さを感じさせないエネルギッシュなものを感じました。

 ぎりぎりでベストなポジションをみつけたときには、富士山にかかっていたかさ雲は消えていましたが、それでも待っていると、奇跡のように2度目のかさ雲が富士山にかかり、暮れかかった淡い赤い夕日が美しいコントラストをみせました。撮影を終えた竹内氏は、「神の風景をみたね」と一言。

 それは、半身不随というハンディをものともせずに執念で撮影に臨んだ竹内氏にのみ、みることを許された神の風景だったのかもしれません。と、書くと少し大げさな感じになりますが、テレビでみていても感動した瞬間でありました。

 手をけがして、10日間ほどカメラを持つことができなかった経験をつい最近してしまいましたが、あたりまえの健康ということもそんな経験をすると、カメラをちゃんと持てるだけのことがすごく大切なことなのだと気づかされます。写真家生命も危ぶまれた竹内氏ですが、風景写真家として再起を果たし、新たな表現をもとめてシャッターを切り続けている姿に、手をけがしただけの目からは、すごいという言葉しかありませんでした。


【資料】
テレビ東京
キヤノンプレミアムアーカイブズ
写真家たちの日本紀行 未来に残したい情景
春の特別編
http://www.tv-tokyo.co.jp/shashinka_sp3/
BS Japan
写真家たちの日本紀行
http://www.bs-j.co.jp/shashinka/

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ケイさん、こんばんは〜!
そのの番組は、偶然ですが私も見ました。
私も、大病されておられていたとは、存じませんでした。
正直、驚きました〜!
竹内先生は脱サラされて、ご自分自身の努力で、有名な写真家になられた方なので、尊敬に値する気持ちで思っていた方です。
持つ道具は全く違いますが、正に正真正銘の職人さんの生き様を見せられた気持ちでしたね。
単に撮影するというレベルでなく、自然を相手に真っ向から真剣勝負を挑み、最後最後まで現場でカメラを向け続けているお姿は、私の心にも何かを奮い立たせてくださるかのような、そんな、思いがしてなりませんでした。
良い意味での、執念と思う力、何かを追い続ける姿勢など、凡人である私には、目から鱗状態でした。
竹内先生のご健康をお祈りしたいですね。
きょろちゃん
2009/04/27 22:42
きょろちゃんさんこんにちは!
きょろちゃんさんもご覧になられていたのですね!
いい番組でしたね。自分もカメラ雑誌でも作品が普通に掲載されているので、病気のことはまったく知りませんでした。ほんとに自分もおどろきました。
番組をみていて、おっしゃるように不自由なお体で撮影に挑んでいる姿には、みるものに訴えかけてくるものがありましたね。晩年に車椅子にすわりながらも撮影されていた土門拳氏を思いだしました。体の自由がもっと取り戻せるといいのですが回復を願いたいです。
blog管理
2009/04/28 00:43
私も驚きました!!番組は拝見していないですが、過去に竹内先生の作品をプリントする機会があり、先生が来られて作品の仕上がりを確認したことや、公演に参加したことがあります。最近雑誌の掲載も少ないのは大病されていたんですね!!先生の講演には、遠くからの追っかけの方もいてすごい熱気です。先生のご健康をお祈りします。
せいちゃんです
2009/04/28 00:50
せいちゃんですさんこんにちは!
そうですね。自分もすごくおどろきました。
せいちゃんですさんがプリントをされたのですか。
これにもおどろきました!講演にもいかれてすくなからぬご縁があるのですね。講演には熱心なファンのかたがつめかけるのですね。ほんとうに、一日も早くフィールドを自由に歩きまわれるようになればと思わずにはいられませんね。
blog管理
2009/04/28 00:59
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