きになったコト

アクセスカウンタ

zoom RSS ライカプロフォーマットのS2は300万円!

<<   作成日時 : 2008/10/06 23:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 18

 今年のフォトキナで話題をさらった、ライカのSシステムですが国内でも発表がありました。きになる価格も公表されましたが説明を読むと、なるほどと思う反面それでもなぜという感じもわいてくるライカのラージフォーマットカメラ参入という感じです。

 「世界最小のシステムカメラとしてS2を作った」と語ったのは、ライカでSシステムの開発を担当された部長のシュテファン・シュルツ氏。世界最小のシステムカメラという部分だけを取りだすと意味不明になりますがライカではシステムカメラ市場をビューカメラ、中判カメラ、一眼レフカメラの3つに分けたとき、それぞれに、機動性に欠ける、筐体に弱さがある、解像度に制限があると弱点をあげて、世界最小のシステムカメラとしてS2を開発したと語ったそうです。

画像


 小型なカメラが売りのはずのライカがなぜにS2というラージフォーマットのカメラを突如発表したのか、全くその真意がわかりませんでしたが、システムカメラのなかでデジタルカメラとしては最大の撮像素子サイズを誇る世界最小のシステムカメラだというのがライカの言い分なのだということは今回の発表でわかりました。

画像


 しかし、冒頭で書いたようにその部分ではなるほどと一応思いましたが、それでもなぜと思うのかということでは、デジタルの進化はものすごく早いものがあり、いまこの時点でこれだけのシステムを構築してまで、全くの新規なシステムとなるSシステムを構築しなければならなかったのかというところに疑問を感じます。

 もう少し待てば、現在の通称フルサイズといわれる、35mmサイズのフルサイズ機の一眼レフでもかなりの高画素機が作れるのではないかと想像するからで、その裏付けとして裏面照射技術ほかさまざまなセンサー技術も発表されていることはここで改めて書くまでもないと思います。

 今回の発表で、Sシステムの撮像素子サイズについては、ライカプロフォーマットと命名されたことがわかりましたが、その画素数の、3.750万画素は現行のフルサイズではすぐに実現とはいかないとは思いますがS2のボディで約300万円レンズは1本約50万円と、レンズ3本とボディ1台だけでもアバウト450万円を軽く超えそうなシステムは、いかにプロといえども仕事で元をとるには大変な金額になるのではないのかなと想像してしまいます。

 仮に現行のフルサイズ機で、30MP超を実現できたとしても、ボディはいくらなんでも300万円とはならないと思われますしレンズもそれ専用に新たに開発しても、キヤノンやニコンなら30万円ぐらいにはおさえてだすことが十分可能ではないかと想像すると、ライカは早まったのではないかなという疑問がどうしてもでてきてしまいます。

 ライカの戦略にもの申すなど、せんえつなことであり、もうこれ以上書くつもりもありませんし、縁のないシステムにあれこれ書いても不毛なのでやめますが、終わりにただひとつだけ書くと、これが失敗に終わらなければいいなという思いしかありません。


【資料】以下の記事を参照しました。
デジカメWatch
ライカ、「S2」など新製品の国内発表会
ボディは300万円程度、2009年夏に発売
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/10/06/9383.html

【資料】
SONY
報道資料
従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発
民生用のデジタルビデオカメラ・デジタルスチルカメラ向けにSN比+8dBを実現
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200806/08-069/index.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。私も「コンタックスNデジタル」の二の舞にならなければいいなあ...と思いました。
ジーク・ミノルタ!
2008/10/07 02:46
うーむむ
カメラのプレミアムブランドはアナログだから成立したような気もします。

常に1Ds、D3xシリーズ以上のスペックをもったボディを出し続けられるかだと思いますが・・・
marusuke
2008/10/07 05:44
ケイさん、皆さんこんにちは
今回の新フォーマット創設は、これまでの写真界のスタンダードを創ってきたライカのプライドを感じさせるものです。多分、ライカの経営陣もそうした自負を持っていると思います。
ただ、35mmフィルム・フォーマットは既存の映画フィルムの流用という経済合理性を持っていましたが、今回はその合理性に乏しく、単なるOne of Themに埋没するお恐れが大きいでしょう。
興味深かったのは、およそのカメラメーカー戦略をまずは肯定的に捉えられるケイさんが、さすがに今回のライカの戦略にはクビを傾げたコメントをされていることです。しかし、従来の延長線上で捉えられない発想こそが業界の鬼才ライカの本領なのかもしれません。
ちなみに、カメラ部はライカ・オリジナルなのでしょうか?どこか他国メーカーのデザインなのでしょうか?
ダイダラボッチ
2008/10/07 09:07
このイメージセンサーが他の機種(他メーカも含め)にどのぐらい採用されるかに興味があります。多分イメージセンサーメーカの投資回収が難しいと思われますから、当然長期展望にたっての開発、販売と思います。当然日本のカメラメーカとの話あいもあるのではないかと、コンデジでも10MPオーバーの時代ですから、画素数の優位性だけでない特徴があるのでは?、いずれにしても私には、まったく関係のないシステムですが。
s_neko
2008/10/07 10:26
私も首を傾げたくなります。でもどんな作品がこのカメラによって撮影されるのかには興味あります。購入するカメラマンはどんな方なんでしょう。
ニコンも大きな撮像素子を使用したカメラを開発しているとの噂がありますよね。撮像素子が大きくなると高感度に強い高画素が実現しやすいでしょうね。デジタルの世界に既成概念は必要ないんでしょうな。今後がますます楽しみです。それにしても高い…
凧tako
URL
2008/10/07 10:53
ケイさんのおっしゃる通り!デジタルのライカって未だに迷いというか、何を提案したいのか計りかねますね。既存のカメラで心臓部だけデジタルに交換なんてシステムもありましたが、果たしてどれだけ消費者(特にライカファン以外に)に響いたか甚だ疑問です。これも突き抜けている部分は値段だけ・・・・という気がしてなりません。
private2eyes
URL
2008/10/07 21:28
裕福なライカファンなら買うでしょうね。クルマでも庶民とは価格差100倍以上では、ライカならこの金額が成り立つすごさでは!
中盤デジタルを触った人なら35mmとは比べれない魅力があります。
でも Mamiya ZD の高級化
i
2008/10/07 21:42
ハイエンド製品の新しい規格を作れるのはライカしかないでしょうね。
ビジネスとして成り立つかどうかは疑問ですが(^^);
実際に撮影した画像を直接見てみたいですね。
Toshi
URL
2008/10/07 22:38
分かっていたつもりですが、やはり値段に驚きました(笑)
アマチュアなら、どうがんばっても1Dsクラスが限界だと思いますが(それもカメラに投資できる一部の人)、中盤と考えると普通????
本気でこのサイズの撮像素子に取り組めば、こうなる、という例かもしれません。
個人的にはPENTAXに期待です。

撮像素子の大型化と技術のブレイクのどちらが速いか、というのは今後のデジタルカメラの方向性を占う上で非常に重要であると思うのですが、現時点では大型化の方がリードしている印象が強いです。
SONYの裏面照射型CMOSが早く実用化できていたら、D3はAPS-Cサイズだったかもしれませんし・・・・。
そういう意味では、「現時点」では撮像素子の大型化は大きなメリットではあるかなぁと思って読んでいました。特にAPS-Cクラスあたりは、高画素化の為に無理をしているように感じる事も多いです。
今回の新システム、コダックの撮像素子とあわせて、低感度での総合的画質は期待できそうです。

でも、カメラに投資ばかりしている自分ですが、どう考えても購入できる値段ではないですね!!
しろうさぎ
2008/10/07 22:57
ジーク・ミノルタ!さんはじめまして!
そうなんです!その一文を終わりに書いていたのですが一応消しました。このSシステムの発表を知り最初に思い浮かんだのがNシステムの失敗のことでした。
時代背景もシステムの思想も全く違っていますがなぜか連想してしまいました。ライカには守るべきものがあると思うのですが、せっかく業績も回復してこのシステムでこけて、Mシステムの存続も危うくなっては本末転倒かなと思ったしだいでした。まあ杞憂にすぎないとは思いますが。
blog管理
2008/10/08 00:13
marusukeさんこんにちは!
そうですね!フイルムだからということはあったと思います。あのミノックスもデジタルをだしましたがフイルムという制約のなかであの小ささを実現していたところに価値があったわけで、デジタルならいくらでもサイズは自由になると思うと複雑な感じですね。URL
ライカは、ニコン、キヤノンとは競合するつもりはないと思いますが、この先の展開はどのようなものになるのでしょうね。
blog管理
URL
2008/10/08 00:18
ダイダラボッチさんこんにちは!
ありがとうございます!ダイダラボッチさんの評価は、励みになりました。そうですね。おっしゃるようにこの新フォーマットを考える際にはライカの写真におけるフォーマットを作ってきたという自負にもとずくという視点でみる必要がありますね。従来の延長線上で捉えられない発想こそが業界の鬼才ライカの本領なのかもしれません、という部分はなるほどと思いました。それでもなぜと感じたのは、いまの時期にこのような新システムを開発することが妥当なのかなと感じたということでした。でもそんなことをいっていてはいつまでたっても進化の第一歩は踏みだせなくなりますよね。個人的にはコンタックスのNシステムのことが真っ先に思い浮かびました。
S2のデザインはライカオリジナルのように感じますが画像処理は富士通マイクロエレクトロニクスということですし、密接な関係にあるパナソニックの技術も入っていることは容易に想像できますよね。
blog管理
2008/10/08 00:34
s_nekoさんこんにちは!
このセンサーを採用するメーカーは、ほかにあるのでしょうか。s_nekoさんのご意見を真っ向否定するものではありませんのでお許しいただきたいのですが、中版ではすでに決まった感じのサイズがありますし、デジタルバックで使うには小さいと思いますしほかで使われるというイメージがどうしても浮かんできませんでした。お返事がこんなですみません。個人的には孤高のSシステムという感じになるのではなんて想像しています。
blog管理
2008/10/08 00:47
凧takoさんこんにちは!
そうですね。このカメラでどのような世界が切り取られるのかには興味があります!おっしゃるようにこれを手にされるカメラマン像がいまいち浮かびません。日本の片隅の素人の想像力ではこのカメラのユーザー像は浮かばないのでしょうね。おっしゃるようにデジタルには既成概念は不要とのおはなしで改めて発想の柔軟さを持たなくてはと思いました。ということでS2はかなり売れるのかな!
blog管理
2008/10/08 00:54
private2eyesさんこんにちは!
private2eyesさんのおっしゃることに1票です!
R8、R9用のデジタルバックの生産も結局打ち切りになり、その後R10でフルサイズ化という、うわさが取りざたされていますよね。このSシステムで方向性が固まったということになるのかそれにしてもちょっと早まったという感じがしてしまいます。今後の展開を見守るしかない感じですかね。
blog管理
2008/10/08 01:02
i さんはじめまして!
確かにライカファンは買うかもしれませんね。ライカだから成り立つ価格かもしれませんが、内容が伴っていなくてはプロは買わないと思うとその完成度が肝心になってきますね。確かに中版デジタルのものすごい解像感には目を見張るものがありますよね。来年製品が実際にでてその評価がどうなるのか楽しみですね。
blog管理
2008/10/08 01:11
Toshiさんこんにちは!
そうなんですよね。ビジネスとしてどうなのかも疑問ですよね。いまなぜこのシステムなのかと合わせて説明を読んでも疑問でした。成功すればいいだけのはなしなのですけどね!
blog管理
2008/10/08 01:14
しろうさぎさんこんにちは!
そうですね!価格にはびっくりですね!
おっしゃるように、ペンタックスの645Dのほうが超現実的に思えてきました!
撮像素子の大型化と技術のブレイクのどちらが速いか、というのは今後のデジタルカメラの方向性を占う上で非常に重要であると思うのですが、現時点では大型化の方がリードしている印象が強いです。というおはなしはなるほどと思います。
大型化するほうがいまは手っ取り早く性能をだせるということで、Sシステムだとしてこの先デジタルの進化がブレークスルーして劇的に進化した場合は、このサイズはより有利になるとみた場合このサイズでさらに高画素化できるとなるとその必要性はといった問題にもなっていきますね。
Sシステムでライカが提示した方向性は今後何年かしなくては評価ができないものなのでしょうね。
blog管理
2008/10/08 01:23
ライカプロフォーマットのS2は300万円! きになったコト/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる