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zoom RSS α900で実現した24MPはまだひと段落ではない?

<<   作成日時 : 2008/10/24 23:58   >>

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 ソニーから10月23日に発売されたばかりのα900ですが、そのきになる部分に関する技術者インタビューがネットに掲載されていました。ソニー製一眼レフとしては初となる100%視野率を持つファインダー製作の苦労など興味深いおはなしがいっぱいです。

 ASCII.jp に掲載された技術者インタビューの『夢を感じるファインダーを α900開発者に聞く』という記事ではかなりのボリュームでインタビューをおこなっていました。その記事から興味深いポイントをピックアップしてみました。

 α900の有効、2.460万画素というCMOSセンサーの画素数に関してはまだまだ一段落ではないという。

「レンズの本当の描写力を生かすためには、低い画素数ではもったいないと思っています。まだまだ可能性はあると思いますね。今回は、APS-Cの12メガピクセルがそのままフルサイズになった形ですから、画素サイズが小さくなるといった、高画素化によるデメリットはありません。」ということでフルサイズセンサーの今後のさらなる高画素化を示唆していました。どこまで画素数は多くなるのでしょう。

 フルサイズ機でボディ内手ブレ補正は可能なのかと、ソニーがPMAで初めてα900のモックアップを披露して、そのモックアップのボディがでるときには手ブレ補正を搭載すると発表したときから議論にもなりましたが、ソニーでは実際にフルサイズ機でボディ内手ブレ補正を実現してきました。

 α900のセンサーのサイズは、α700との面積比で、2.35倍あり、重量も1.5倍増えているため動かすパワーも1.5倍必要となるという。そして大きいものを動かと今度は止める精度もまた求められるという。その手ブレ補正機構に関しては、

「基本的な仕組みはα700と同等ですが、パワーが必要なぶん新設計となっています。またトータルで見て、撮像素子を除いた手ぶれ補正ユニットのメカ機構は、APS-Cサイズのα700と同等スペースで達成しています。これがカメラの大きさを抑え、軽量化に寄与しています。」と、ユニットサイズがスペース的には大きくなっていないこともわかりました。α900の比較的小型で軽量なボディの秘密を知った感じです。

 ソニーでは、ミノルタのα-9を超えるファインダーにしようというコンセプトで開発したという評判のファインダーは、視野率・倍率・明るさ・像性能のすべてにおいて、α-9を超えられたと語り、モックアップが発表された当時から話題になった、とんがり屋根の理由も語られています。

「光学ファインダーがすごくいいんだという中身をを、デザインでも印象深く伝えようとしています。そんなデザイナーの思いが表れた結果ですね。」ということで、ファインダーのよさをアピールしたデザインのまとめたということもわかりました。

 その定評のファインダーは、みた絵と撮影した絵を一致させるための調整方法にもかなりの検討をかさねたという。

「マウント側から高解像度のカメラでモニタリングして、ファインダーの視野枠とミラーアップした状態の撮像素子との相対位置が一致するか確認するのです。一方向から同じモニターで見るので、誤差が少なくできるほか、画像処理でズレの量も正確に把握できます。」

 終わりの「画像処理でズレの量も正確に把握できます。」というところが少しきになりました。これは最終的なずれの誤差を画像処理で調整しているという意味なのでしょうか。ちょっときになるデジタルならではのおはなしという感じです。

 個人的にも感心したソニーの新型フラッシュ、HVL-F58AMのバウンス機構ですが、開発はポートレート撮影する際のことを考慮してのものだったという。

「ポートレートを撮ると縦位置が多いですし。縦位置でもバウンスできたらいいのではないかという提案を社内から受けました。ガンダムがアーマーをつけた感じというか、迫力ある外観になったと思います(笑)。」

 ソニーの渾身の一作という、デジタル時代の正統派一眼レフともいえるような迷いのない作りのα900という感じですが、その細部にはソニー開発陣のこだわりがぎっしりとつめ込まれたものがあるようでした。ここでふれた以外にも、まだまだインタビューでは興味深いおはなしがありますので詳しい内容は下記資料からご覧ください。


【資料】
ASCII.jp
2008年10月23日
夢を感じるファインダーを α900開発者に聞く
http://ascii.jp/elem/000/000/181/181734/

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
12MPの2.25倍なら27MP
15MPの2.25倍なら33MP
このくらいまではいきそうですね。
私は20MPでおなか一杯です。
数年後もそういっていられるかどうか分かりません(笑)
K
2008/10/25 07:30
「画像処理でズレの量も正確に把握できます。」というところが少しきになりました。これは最終的なずれの誤差を画像処理で調整しているという意味なのでしょうか。

メーカー側は、「マウント側から高解像度のカメラでモニタリングして、・・・」

と書いてありますので、モニタリングした高解像度のカメラの画像を処理するのだと思います。
従って、本体カメラでの画像処理では無いと思いますがいかがでしょうか?
TZ
2008/10/25 07:54
こんばんは。
「これは最終的なずれの誤差を画像処理で調整しているという意味なのでしょうか。」という点ですが、これは製造工程、あるいは設計段階でα900のファインダーを視野率100%に調整していく方法ということではないでしょうか?
デジタル処理で画像処理して100%にしているという意味ではないかと思いますが・・??
やし
2008/10/25 21:15
横レスですみません。やしさんの画像処理で100%にしているとは微妙に認識違いかな?思った次第です。ボディ内補正の画像はファインダー画像とブレを補正するために僅かですが違うと聞きました。その点が100%と謳うのは如何なものかと言うことであって、それをソニーはファインダーで見たとおりのものを吐き出すと言うことなんですよね。とにもかくにもスゴい技術には間違いない!
凧tako
URL
2008/10/26 00:20
Kさんこんにちは!
フルサイズセンサーの画素数は将来33MPまでいくと想像されますか!センサー技術や画像処理エンジンの進化もあり画質も問題なく高精細化していくのでしょうね。こうなると、はたしてラージフォーマットのためにいま新マウントを作る必要があるのかという問題に行き着きますね。
blog管理
2008/10/26 00:53
TZさんはじめまして!
すみません。自分の読解力のなさでご迷惑をおかけしてしまいました。実際に「画像処理でズレの量も正確に把握できます。」という意味をソニーのショールームにでもいったときに聞いてみたいと思います。
blog管理
2008/10/26 00:59
やしさんこんにちは!
すみません。自分の読解力のなさでご迷惑をおかけしてしまいました。実際に「画像処理でズレの量も正確に把握できます。」という意味をソニーのショールームにでもいったときに聞いてみたいと思います。素人が考えてもわからないもので。。
blog管理
2008/10/26 01:01
凧takoさんこんにちは!
そのあたりのことも少しきになるポイントでした。
100%のファインダーでみたものが手ブレ補正で多少なりとも誤差があると100%といえなくなるということもあるのかなと。。その誤差もコンマ何ミリ以下かもしれませんが。自分が考えてもしょうがないので画像処理の意味を今度ソニーで聞いてみたいと思います。
blog管理
2008/10/26 01:05
α900で実現した24MPはまだひと段落ではない? きになったコト/BIGLOBEウェブリブログ
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