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zoom RSS 一眼で動画機能を実現するにはレンズ内手ブレ補正がいい?

<<   作成日時 : 2008/10/11 22:42   >>

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 時間があったので、みるのを後回しにしていた、フォトキナの動画レポートをまとめて全部みてみました。みていると中にはまだ興味深いおはなしをされているメーカーのご担当者のかたがいることがわかりました。

 昨日に続いて、パナソニックのおはなしになってしまいますが、このおはなしはほかのメーカーにも関係してくるものと思われる内容かなとも感じられ、今後の展開を考えるうえでも参考になるのではないかと思います。

 まずその内容を簡単に書くと、いままで「手ブレ補正機能」は、レンズ内がいいのか、あるいはボディ内のほうが全部のレンズで補正効果が期待できるので優れているのか、いろいろと論議の的になってきました。

 レンズ内が優れているとするメーカーの言い分は、ファインダー像も補正効果が効いた状態で安定して確認でき、またオートフォーカスを動作させる際にも画像が安定するのでAFの精度も上がる。またレンズごとに最適化された補正機能を設計できるなどのメリットを上げていました。

 ボディ内に手ブレ補正機能を持たせているメーカーは、装着するレンズのほとんど全てで補正効果が得られる(メーカーにより制約はある)ことで、新たに手ブレ補正機能を搭載したレンズを設計して作る必要がないことを最大のメリットに上げています。またレンズ設計に余分な制約もないというメリットもあると思います。

 という感じで、それぞれに長所・短所があり、同じフォーサーズ陣営でも、オリンパスとパナソニックで手ブレ補正に関する考え方がちがっているという事態もまねいています。

 このフォーサーズ陣営に属するパナソニックの開発担当者のかたが今回の主役なのですが、開発責任者の房忍氏は動画機能にはレンズ内手ブレ補正しか選択肢はないと言い切っていました。まずはその興味深いインタビューをご覧下さい。

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 「動画を撮影する際には(手ブレを)連続的に補正する必要がございますので、レンズ内手ブレ補正しかほかに選択肢はないんですね。最適の方式がこのレンズ内の手ブレ補正というふうに考えています。将来性を考えるとこの方式がベストとというふうに思います。」と、このインタビューでパナソニックの房氏は語っていました。

 単純な問題ではないとは思いますが、ボディ内手ブレ補正を採用している、ソニーやペンタックス、そしてパナソニックと同じフォーサーズ陣営でもやはりボディ内を採用しているオリンパスは動画機能を仮に今後搭載するにあたっては、このことがネックになってくるということなのでしょうか。

 オリンパスでは、フォーサーズ機には動画機能は入れていかないというようなはなしもすでにしていて、モックアップで展示した中級機には動画機能がないようだということが話題になりました。オリンパスでは動画機能はパナソニックと同じように、マイクロフォーサーズ機で実現していくという方向性のようで、その面ではパナソニックが来春の発表予定で、HD対応のカメラとレンズもすでに公開しているので、その資産を利用できるというメリットもあるので、ボディ内手ブレ補正を採用している他社より有利な立場といえるでしょう。

 ということで問題は、ソニーとペンタックスに絞られると思いますが、デジタル一眼レフに動画機能はいらないということになればなんの問題もないとは思いますが、今後はどのモデルにも動画機能は搭載という方向性に向かうと思われるので、ソニーとペンタックスもボディ内手ブレ補正ながら問題なく動画機能を入れてくるのか、または動画機能搭載モデルはボディ内手ブレ補正を止めてレンズ内に手ブレ補正機能を入れた動画専用レンズでも開発するのか、手ブレ補正機能をめぐった新たな課題が浮上してきた感じもします。

 単にパナソニックはそう判断したというだけの問題なのか、動画にはボディ内手ブレ補正では対応できないという構造上の問題があるのか、このあたりは素人にはわからないところですが、ニコンとキヤノンが早々とデジタル一眼レフに相次いで動画機能を搭載できたのもレンズ内手ブレ補正を採用していたというアドバンテージがあってのことだったのでしょうか。

 今後の動画機能の充実と発展を考える上でちょっとおもしろいはなしなのではないかなと思いました。


【資料】
nikkei TRENDY net
日経トレンディネット デジタル
TRENDYnetSPECIAL デジカメの明日が見えた!
独「フォトキナ2008」現地報告 2008年09月29日
【現地写真追加!】松下の注目一眼「LUMIX G1」、開発担当者に直撃!
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080925/1019042/?P=1

TRENDYnetSPECIAL デジカメの明日が見えた!
独「フォトキナ2008」現地報告
フォトキナ放送局
http://trendy.nikkeibp.co.jp/digital/specialsite/photokina08/

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ボデイ内に手振れ補正があったほうがレンズを選ばないので良いと思っていましたが、そう単純なものではないのですね。

確かに補正の量や特性はレンズの焦点距離や慣性モーメントによっても大きく変わるでしょうから、レンズ情報やその特性をボディに伝える必要があるでしょう。

動画の場合はこの補正のレスポンスが大きく影響するのかもしれません。
Toshi
URL
2008/10/12 18:25
Toshiさんこんにちは!
手ブレ補正に関しては、ボディ内が便利かなと思っていた時期もありましたが、ニコンの宣伝でファインダーのみえとかAFの精度などにもメリットがあることも改めて知らされてなるほどなと思ってからはそれぞれに長短がありどちらもありに変わりました。(苦笑)
それが動画機能の出現でまたまたレンズ内の有利さが高いのかな〜と。。でもボディ内もいいなとも思っていますしいずれは両方搭載されるのでしょうかね。(笑)
blog管理
2008/10/13 00:37
手ブレ補正のボディ内蔵のデメリットは、手ぶれ補正が壊れたら撮影もできなくなってしまうことです。ぼくのαSweetDは、手ぶれ補正のセンサーが壊れたためシャッターが下りなくなりました。プロ機を出している、ニコンとキャノンは、その辺のデメリットも考えてボディに入れてないみたいです。

レンズ内蔵のデメリットは、製造中止後7年経つと修理ができなくなるレンズが出てくると思います。昔はレンズは一生モノと思ってましたから....。手ぶれ補正が壊れても撮影は続けられるので、カメラ本体が壊れるよりも、いいところがあります。
Hiroyuki
2008/10/13 02:23
Hiroyukiさんこんにちは!
ボディ内手ブレ補正が故障した場合のことは初めて知りました。撮影ができなくなってしまうのですか。
ニコンとキヤノンのプロ機に入らない理由のひとつに故障の問題があったのですか。
レンズに関しては手ブレ補正の機能が壊れるほかにも最近では超音波モーターも修理不能になるものもあるようですね。ハイテクデバイスの搭載されたレンズでは一生ものという時代はもう終わった感じですね。おっしゃるように壊れても撮影が続けられるということではレンズ内のほうがいいですね。そのレンズがだめでも変えればとりあえず撮影できますから。
blog管理
2008/10/14 15:07
一眼で動画機能を実現するにはレンズ内手ブレ補正がいい? きになったコト/BIGLOBEウェブリブログ
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