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zoom RSS ソニーの新型フラッシュの新機構に感心!

<<   作成日時 : 2008/07/07 23:10   >>

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 今年3月に開催されたPIEで展示された、ソニーのα用のフラッシュが正式に発表されました。アクセサリーについてわざわざ記事で取りあげるのもめずらしい感じですが、今回発表されたソニーのフラッシュには画期的な機能が備わっていて、PIEではそれにかなり感心させられたのでした。

 8月28日に発売されるソニーのαシステムの、HVL-F58AM(価格6万3,000円)というフラッシュは、ソニーが『クイックシフトバウンス』と呼ぶ新しいフラッシュのヘッド部分の回転方法を採用していて、いままでのフラッシュでも、縦位置撮影時にヘッドを、カメラを横位置状態でヘッドを左右のどちらかに回転(縦位置時カメラのシャッターを上に構えるか下かでヘッドの左右が決まる)させればHVL-F58AM の『クイックシフトバウンス』に近いことはできましたが、通常の横位置撮影時の使い勝手からは、縦位置撮影では不自由なヘッドの動きとなることはしかたがないことだと思われてきました。

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 その不自由さを解消するには、特殊なブラケットを別にフラッシュに取り付けるなどして縦位置撮影時のヘッド部分の回転を調整していたのが現状でしたが、フラッシュ単体で縦位置撮影時の使い勝手の問題を、HVL-F58AMは、『クイックシフトバウンス』という方法で劇的に解決してしまったのでした。

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 このフラッシュのヘッドの回転方式がなぜ画期的なのか文章で説明するよりもソニーのプレスリリースでは動画で解説しているので、まずはそれをご覧になっていただきたいと思います。

 http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200807/08-0707B/

 この動画をみると、ソニーでもこの『クイックシフトバウンス』の便利さを文章で説明するよりも、動画でみせたほうが手っ取り早いと思ったのかもしれません。動画をみれば一目瞭然、納得していただけたのではないでしょうか。

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 クイックシフトバウンス状態で使用する際は背面液晶と操作部分もフラッシュヘッドとともに一緒に回転するので、液晶表示の視認性や操作性にもなんの問題もなく、このあたりにもとても感心させられる部分です。こういうことを考えるのはソニーらしいと思いました。

 このフラッシュは通常の左右へのバウンス機構はないため、クイックシフトバウンスと上下バウンス機構を組み合わせて、左右方向に配光する必要があり、カメラを横位置で構えて撮影する際に横の壁にフラッシュの光をあてて配光させたいという場合にはワンクッション動作が増えることになります。しかし縦位置撮影での利便性を考えればそれも問題にはならないのではないかと思います。

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 今回なぜこのソニーの、HVL-F58AM をわざわざ取りあげたのかというと、このヘッドの動作方式が特許でも取られていなければ、ぜひニコンでもSBシリーズのフラッシュに採用して欲しいと思ったからでした。これほど画期的な外付けフラッシュでの縦位置撮影時の利便性の向上は過去に例のないもので、ほんとうにニコンでも採用してもらいたいと思いました。

 ソニーの新しいフラッシュに感心してばかりでしたが、同時にいままで海外専用モデルと思われていた、α300が国内でも発表されました。どちらかといえば、今日の発表はこのα300がメインで同時に発表されたのは、HVL-F58AM のほうという感じではありますが、ここではフラッシュに注目してみました。

 ソニーのαシリーズも、α300の追加でエントリーモデルの選択肢がより増えてシェアのさらなる積み増しも期待できそうです。徐々にソニーの底力がデジタル一眼レフの世界でも表れるのか、シェア第3位争いからひとつ頭が飛び抜けて、3位の地位を確固たるものとするのか、フルサイズ機の登場でさらに勢力地図を塗り替えていくのか、ソニーの動向には注目のようです。


【資料】
SONY
プレスリリース 2008年7月7日
新商品 バウンス時の配光を維持したまま 素早く縦・横構図を切り換えられる
業界初の回転機構「クイックシフトバウンス」を搭載
大光量ガイドナンバー58を実現したフラッシュ『HVL-F58AM』発売
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200807/08-0707B/

デジタル一眼レフカメラ“α”にエントリーモデルを追加
液晶を見ながら レスポンスよく自在なアングルで撮影を楽しめる
有効1020万画素CCD搭載の「液晶フルオート一眼」“α300”発売
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200807/08-0707/

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コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
これ絶対欲し〜い!
私はSIGMAとかサードパーティ製でNIKON用やCANON用が出たら絶対に買います。
今までは縦位置で撮影する時にはキャッチプレートが意味を成さないので、ライトスタンドにフラッシュを付けてリモートでコントロールするか、ちょっと重い回転用アダプタを付けていました。
結局どちらも装備が重くなるので、最近は縦位置での撮影を止めて、全て横で撮っています(^^)
Toshi
URL
2008/07/07 23:57
さすがソニーと言う感じです!ライブビューの方式も新しいものを出したし、ソニーはこれからもまだまだ何かをやってくれそう。これらの技術が他のメーカーでも使われることが出来たなら尚更スゴいことになりそうですね!
凧tako
2008/07/08 01:28
久しぶりに度肝を抜かれました。
SONYって凄いですね。NIKON対応版は出ないのかナァ。
確かに動画を見ないと最初理解できませんでした。「バウンス時の配光を維持したまま素早く縦・横構図を切り換えられる」って(笑い)。
欲しいなぁ。



ねぷちゅーん
URL
2008/07/08 05:01
これ私も欲しいです。ニコンから出たら絶対買いますよ。サードパーティーでも買っちゃうかも。
縦位置が好きな自分にとってはうってつけの商品です。ソニーってすごい!感心しました。
エイキチ
2008/07/08 09:14
昨年のD3、D300発売の噂の時期から熱心な"読者"をさせていただいているダイダラボッチです。
今回のソニーのストロボのお話、興味深く読ませていただきました。
縦位置撮影の際のまさに必需機構と言えますが、以前、シンガポールでのとあるパーティーで、会場撮影カメラマンが、クリップオン・ストロボをまるごとレンズの周囲で回転させるマウントを使っていたのを見たことがあります。
イメージしにくいかも知れませんが、カメラの三脚ねじ穴に固定したベースに、レンズの円周方向に90度の距離(ラジアン)を移動可能なフレームが取り付けられており、そのフレームにストロボマウントが取り付けられているものです。
この仕組みですと、横位置、縦位置ともにレンズとストロボの位置関係が全く変らず、とても賢い道具だと感心した記憶があります。
どうせ、日本でも売っているだろうと思っていましたが、先日の「月刊カメラマン」の付録の用品カタログでは見つけることができず、現地で買ってくれば良かったと後悔しています。
どなたか日本で販売しているところをご存知でしたら是非ご教示いただきたく。
ダイダラボッチ
2008/07/08 09:35
はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
ダイダラボッチさん。それはアメリカのREALLY RIGHT STUFF社の製品である可能性が高いです。日本でも何人かの方が輸入されて使われておられるようで、検索すると見ることが出来ます。同社の製品は直接通販でしか購入できません。中でもこの製品はレンズの位置とライトの位置の関係(影の出方が変わるから?)に特別こだわっているようで、この方式でないとそれが達成できないので、米国のポートレートのプロの間ではけっこう使用されているそうです。
ばねたろう
2008/07/08 10:28
ケイさんのブログ上でのやりとりで恐縮ながら、ばねたろうさんの情報のご提供にお礼を申し上げさせていただきます。
早速にREALLY RIGHT STUFF社のサイトを覗かせていただきました。
確かにPortrait Perfect Packages、あるいはこれと同じコンセプトのものだったの思います。ただ、曖昧な記憶ながら、もう少し直線構成のデザインだったかなとも思うところがあります。あやふやな話でごめんなさい。
ダイダラボッチ
2008/07/08 12:31
こんにちは。
これ良いですね。
ニコンも作ってくれないかなぁ。
先日友人の結婚式でバウンスするとき、
縦位置と横位置で大変でした。
普通のスナップでも有効ですね。
けんけん
URL
2008/07/08 12:35
なぜ今まで無かったの?という非常に単純な、しかも大胆なアイデアですね!すばらしい(拍手!!!)
実際に製品化するにはいろいろ苦労もあったと思います。
しかし、フラッシュを予約したばかりで、ちょっと複雑なキモチです(笑)
58Caddy
2008/07/08 17:55
海外社ではもっと良い製品もあるようですが、それにしても画期的ですね。何で今まで出てないのか!って少し憤るくらい当たり前にあって良い商品だと思います。それを形にしたのがソニー・・・・一眼のシステムとしてはやはりソニーには目を見張るモノがありますね。キャノンユーザーとしては、メカはニコン、システムはソニーにどんどんやってもらってキャノンに奮起してもらいたいと思います。それにしても・・・・銀塩の頃からあっていい製品ですよね、まぜ今までなかったのか。
private2eyes
URL
2008/07/08 22:52
私もこの類の製品はいろいろ探したことがありました。RRSの製品は精度が高いのですが、価格も高く、諦めた経緯があります。
そこで他に探した結果、Stroboframeという製品が安いので買いました。
最近はほとんど出番がなくなりましたが、明日の取材で久々に使おうかと思って丁度出したところです(^^)
URLに私の昔の記事へのリンクがありますので、興味がありましたらご覧ください。
Toshi
URL
2008/07/08 23:17
Toshiさんこんにちは!
ここにお返事をまとめさせていただきます。
これはいいですよね〜!発想の転換というか、なんというか。ニコンもぜひ採用してくれないものかなと本当に思いました。もうソニー製のフラッシュをニコン用に作ってもらってもいいと思うほどです。皆さまのために情報のご提供をありがとうございました!ご紹介いただいた記事、なつかしいです!なんだか若々しいですね!なんて書くと怒られるかな。(笑)
blog管理
2008/07/09 00:45
凧takoさんこんにちは!
そうですね!ソニーの独自のLVの方式といいこの新型フラッシュのヘッドの回転といい、発想の柔軟さというか利便性の追求の仕方が従来のカメラメーカーとはちがっている感じを受けました。ソニーのLVの方式は適材適所だと思いますし、背面液晶の動きを横位置専用と割り切るあたりも、ニコンにはたとえエントリーでも採用してもらいたくはないと思うのですがソニーのエントリーの採用では差別化できていると思います。
このフラッシュの機構に関しては全メーカーが右へ習えしてもいいぐらいのものだと思いました。
blog管理
2008/07/09 00:56
ねぷちゅーんさんこんにちは!
お久しぶりです!
ソニーの発想の柔軟さを感じました。これはニコンにも欲しいですよね!今年のPIEで、すでに感心していたのですが意外と皆さんの話題にならなかったですね。
実際にヘッドの動きをみないとそのよさはなかなか理解されなかったのでしょうかね。
blog管理
2008/07/09 01:02
エイキチさんこんにちは!
ほんとうにこれはいいですよね!動画をみると縦位置撮影の際にも簡単に回転させていますよね。
ソニーに、ニコン用のフラッシュも作ってもらいたいと思うほどです。
blog管理
2008/07/09 01:08
ダイダラボッチさんはじめまして!
いつもお読みいただきましてありがとうございます!
ここにお返事をまとめさせていただきます。
おはなしされているブラケット、なんとなく想像できますよ!いろいろと苦心の製品という感じのものがでていますからね。その点このソニーの新型フラッシュはそのような苦労も一瞬で吹き飛ばすかのような革新的な製品だと思いました。いろいろと情報の提供があってよかったですね!
blog管理
2008/07/09 01:23
ばねたろうさんはじめまして!
いつもお読みいただきましてありがとうございます!
そして、ダイダラボッチさんへの早速の、情報のご提供を感謝いたします!ありがとうございました!
フラッシュのブラケットなどはアメリカでいろいろと製品がでているようですね。それにしてもこのソニーの製品には感心させられました!
blog管理
2008/07/09 01:23
けんけんさんこんにちは!
ほんとにこれはいいですよね!素晴らしい発想だと思いました!これには、ニコンでもと思いますよね。
欲しいです!(笑)追伸、まだSWHは販売されていますのでご安心ください!
blog管理
2008/07/09 01:26
58Caddyさんこんにちは!
でると、ほんとにそう思いますよね!(笑)
それを、こうして製品に仕上げて作ってしまうところがすごいです!ニコンでもと思いますよね!でも例えでるとしてもすぐにはでないと思うので、心配はないと思いますよ!(笑)
blog管理
2008/07/09 01:30
private2eyesさんこんにちは!
そうなんですよね!いままでなんでと思いますよね!
それほどシンプルでなおかつ超便利!液晶の表示も問題なく操作性もそがれることなく普通に使えてこれはほんとうにすごいと思いました。こういうきらりと光る小技をみせられると、ソニーの底力を垣間見るようでこの先の展開もあなどれないのではと思います。
blog管理
2008/07/09 01:35
ケイさん、ややずれた書き込みにもコメントをいただきありがとうございます。何か、あこがれのタレントに握手をしてもらったように感激しています。
ケイさんの「冷たくてのど越しの良いもの」の言葉、愛用させてもらってます。これからの季節、毎日使わせてもらうことになりそうです。
ダイダラボッチ
2008/07/09 09:03
ダイダラボッチさんこんにちは!
いえいえ、ずれたなんてことないですよ!
そして、そんなたいそうなものではありませんよ〜。
感激していただけたことは素直に嬉しいです!
ありがとうございます!
なんとなく、ビールを飲んだ!と書くものつまらないかなと思い。。そんな書きかたをしてみました。
気に入られたようで、これも嬉しいです!(笑)
どんどんお使いくださいませ!
blog管理
2008/07/10 00:12
ケイさん、始めまして。
私もこのストロボの記事を見て、
ソニーに鞍替えしようかと考えている一人です(笑

でも、この方式ってニコンのSB-15と同じようなものじゃ?
N青木
2008/07/11 19:05
N青木さんはじめまして!
フラッシュのよさでカメラシステムを変えてしまうのですか!それはソニーも開発した甲斐があってすごくよろこぶことと思います。SB-15ですか。F3の時代の、フラッシュですね。考えかたとしては、同じ考えかたのもとに立ったものだと思いますが、この記事の写真にあるような、いまの主流の形状のフラッシュになってからは、このような形で、ヘッドの動きをするものはなく、また背面液晶を含む操作性も変化しないということでは初めてといってもいいものだと思います。
blog管理
2008/07/12 00:05
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