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zoom RSS ニコンの企業改革から生まれたD40そして、D3!

<<   作成日時 : 2007/11/03 02:34   >>

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 ニコンの社長さんのインタビュー動画が話題になっているようです。その動画をみると温和な感じの社長が笑顔を浮かべながらD3を連写モードで操作されているようすから始まります。そのようすをみていると、このようなかたが社長をされていればニコンはだいじょうぶと思ってしまいました。

 Nikkei Business online の、ザ・ターニングポイント イノベーションの軌跡『神話の世界から降りてきたニコン』という特集でインタビューとその動画をみることができます。

 『神話の世界から降りてきたニコン』
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071027/138784/

 「技術一辺倒からマーケッティング重視へ 神話に加えて身に付いた経営力」ということで、ニコンの刈谷道郎社長がインタビューに応えていました。

 ビデオの冒頭では、インタビューアーが連写音を聞いたことがないというので、自らD3を連写してみせる刈谷社長。D3の軽快な連写音ときびきびとした動作に、D3を手にした刈谷社長は、すごくうれしそうに満面の笑みを浮かべています。

 うれしそうにD3を操作している社長のようすをみていると、こういうかたが、ニコンのトップにいてくれれば、ニコンのカメラ作りはだいじょうぶだと思わせてくれるような安心感を、その笑顔から感じることができました。

 シャッター音(連写音)に関する説明では、専門の技術者が周波数解析をしていると説明。単に数値化できない感性領域のはなしとしたうえで、「剛性感とかホールド感を緻密につめております」と、自信をもって説明されていました。

 D3には顧客の要望をほとんど詰め込んだと語る刈谷社長は、「こうあったらいいなと思ったことはほとんど入っていると語る」と語り、D3の位置づけについては「1959年のFとか、1999年のD1に匹敵する、ある意味での頂点だと思うんです。頂点だけれども新しい時代の始まり。そういう感じのものなんです」というように、新しい時代を切り開く、ニコンのフラッグシップモデルであることを力を込めて語っていました。

 長い間、ニコンは技術主導だった。これは悪いことではない、としながらも設計優先。いいものを作れば売れるという意識が設計者にありすぎた。コストの意識やマーケッティングの意識がたりなくて、ちょと独善になっていた部分もあったと語る社長。

 その組織風土の改革について語るのは、木村眞琴専務。商品の企画の主導は設計にあった。それを組織的にも、権限的にもマーケッティング主導に変えた。始めは異論もでたようだが、それも何年もかけてやっていくうちに設計とマーケッティング部門は一緒にやっていくという意識が定着していったという。その風土改革のコンセプトをやっと全員が理解してくれたという。ベクトルが同じ方向に向き始めたという実感を持っていますと木村専務は語る。

 マーケッティングをして、データーを集めてきて、こういうものを欲しいということがあがってきても、それを作ってもだめだと、刈谷社長はいい、それを超えたものを作らなくてはだめだと語る。マーケッティングと、開発が議論してお客の発想を超えるよういいものを提供しなさいと、カメラ作りに対する意識や発想の転換をはかったよう。

 こうしたニコンの変化を象徴するようなカメラがD40でこのD40の誕生は正にニコンの改革の成果といえるといい、サービス体制の改善にも着手したのはマーケッティング力を強化する一環なのだという。

 ここでは、あえて書きませんが、コストに関するくだりのおはなしは特におもしろかったです。そんなはなしを自動車メーカーのTとか、電気メーカーのNとかのかたが聞いたら今頃なにいってんのと、おどろかれそうなはなしがでてきます。まあ、よくも悪くもそれほど技術の会社だったということなわけで、その技術のニコンが大切な技術はそのままにコストもやっと意識しだして、D40がめでたく生まれたということなわけでした。

 ということは、やっと定着してきた段階で、あっという間にシェアNo1になってしまったのですから、今後どんどん改革の成果を推し進めていけば、どういう展開になっていくのかとても楽しみと、いわざるをえない感じになってきます。

 このインタビューは11月16日に続編が予定されています。次回、刈谷社長はさらになにを語るのでしょう。


【資料】
Nikkei Business online ザ・ターニングポイント イノベーションの軌跡
神話の世界から降りてきたニコン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071027/138784/

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コメント(26件)

内 容 ニックネーム/日時
いよいよD3発売間近‥‥。職人かたぎのニコン、というイメージはユーザーの安心でもありました。今またオーナーの考えに新たな安心感も! 連写音、ドギモを抜かれましたよね♪
昇り龍
2007/11/03 07:29
記事の中で、刈谷社長は3回も左遷されたそうですね。もっとも妥協をせずに、自分が正しいと思ったことをズバズバ言うので、上司に煙たがれたのが理由だとか。
それが現在は社長を巻かされているということは、ニコンが健全な会社であることを証明していると思います。
そしてこれからのニコンに期待できるということですね。私はこのインタビューを仕事中に見ていたのですが、思わず感動で目頭が熱くなりました(笑)
Toshi
URL
2007/11/03 08:01
おはようございます♪
技術重視からマーケティング重視に…会社の風土、考え方、これって並大抵に変わるものじゃないので、すごいですね^^
初心者の自分が、ニコンというブランドを考えると、玄人志向というか一見さんお断りってイメージがまだあるんで、もうちょっと敷居を下げたプロモーションしてくれると嬉しいんですけど…^^;(それだけ、製品が本格的で素晴らしいってことの裏返しなんでしょうけど…♪)
未だに、まともにニコンの売り場に行けない自分がいます…w
page
URL
2007/11/03 09:14
ウレシイ、ただひたすらにウレシイ。何がってケイさん、ずっとニコンユーザーであり続けた自分は決して間違っていなかったてこと、そして、こんな会社の製品を使わせていただけること。C社のように経団連の会長になって世の中コントロールしようとしたり、グローバル・エリートを指向して無味乾燥な製品しか作れなくなったりしないで、ずっとカメラ好きな写真好きな人たちの側で、ニコニコしながらカメラを作り続けて欲しい・・・。
yasu-be
URL
2007/11/03 12:57
こんにちは!なかなか面白い番組でしたね。
番組中のデジタルライブの映像にケイさんは写ってないのですか?このブログにこられる方一人くらいは写っていても良さそうなんですが。
しかし、ニコン恐るべし。キャノンのトップシェア奪回なんてムリムリ!過去最高益ならできるかも。
とDS3の価格決定ですさんでいるきゃのらーでした。
きゃのらー
2007/11/03 15:27
いいもの見させて頂きました!
ニコン使っていて良かった思いました!!!
工場の映像見たの初めて。人の手で作っているんですね。
凧tako
URL
2007/11/03 17:51
良かったです。
社長がこういった事を言う会社の製品は、信用して良いかなと思います。
話にあった濡れ雑巾はまだまだ絞れるの下りで、あまり絞りすぎてリコールするような製品は出して欲しくないですね(笑)。
またD3の生産ラインで、フルサイズイメージセンサーの大きさを改めて実感しました。

今さっきまで放送していた全日本剣道選手権でD3を持ったカメラマンが映っていました。
私も息子の剣道の試合を撮りに行きますが、道場の暗さに反してハイスピードが要求されるので結構難しい撮影でした。
D3の高感度なら楽勝でしょうね(笑)。
ガバチョ
2007/11/03 18:44
昇り龍さんこんにちは!
発売が近づいてきましたね〜!
ほんとおっしゃるように職人気質という感じは
ありましたよね!それがこのブログでも紹介した
ラボの存在が、大変な企業風土改革の末にできた
ものだということがよくわかりました!
なるほどね〜という感じでした。
連写音!あれを手にしたらだれでもあんな顔になる
のでしょうね!(苦笑)
blog管理
2007/11/03 22:24
Toshiさんこんにちは!
刈谷社長は、リベンジのひとなのですね!
正しいことを実行できる社長さんってすごいですね!
>これからのニコンに期待できる。
なによりうれしいことですよね!
>思わず感動で目頭が熱くなりました
つもるはなしも多々ありそうですね!
こんど、一献酌み交わしましょう!(笑)
blog管理
2007/11/03 22:29
pageさんこんにちは!
そうですね!よく考えると並大抵のことで成功
できることではないですよね!
まだニコンは敷居が高いですか!使ってきた年数
の問題なのかな〜。自分からみるとすごいユーザー
フレンドリーになったものだと思うのですが!(笑)
ニコンの売り場にも、ショールームにもサービス
カウンターにもどんどん足を運んでください!
D300のスペシャルカレッジはもう一杯になって
しまいましたが、またこういったイベントもあり
ますし講習会はまだ年内おこなっているようです
から参加しても楽しいと思います!(URL参照)
blog管理
URL
2007/11/03 22:38
yasu-beさんこんにちは!
そうですね!おっしゃるお気持ちよくわかります!
自分はニコンも使いながら一時銀塩EOSに浮気
してしまった時期があるので、同感と書けません
けど気持ちは同じです!信じて使ってきてよかった
と思います!
社長さんは、ほんとにカメラが好きという感じで、
この社長さんがいればこれからもニコンのカメラは
安心だと思わせてくれますよね!
blog管理
2007/11/03 22:46
きゃのらーさんこんにちは!
写ってないですよ〜!(笑)ものすごい人でした
から確率はそうとう低いと思われます!(笑)
ニコンユーザー以外でも楽しめる内容でしたか?!
1DsMK3の発表された価格にはがっかりされた
かたも多いようですね。少しは安めの設定になるか
と思われていただけにちょっと残念でしたね。
なんか、きゃのらーさんという名前、変わりそう
ですか?
blog管理
2007/11/03 22:58
凧takoさんこんにちは!
D3といい、その社長さんといい、ニコンを
使っていてよかったと思いますよね!(笑)
ニコンの工場それもD3を作っているようすを
動画でみるのは自分も初めてです!
フル生産という感じなんでしょうね!作る過程の
高速作動のようすに見入ってしまいました!
blog管理
2007/11/03 23:33
ガバチョさんこんにちは!
なにより社長さんがD3を嬉しそうに操作して
いるようすに安心感を感じますよね!
あまりコストを意識しすぎて製品リコール、
そういう事態は避けてほしいですね!(笑)
ニコンは信頼性を大切にしてくれているので
安心していますけど!
暗くてハイスピードを要求されるシーン!正に
D3の出番ですね!でも、お子様のお写真は、
腕でなんなく撮影されたことと推察いたします!
blog管理
2007/11/03 23:39
車のTN社とカメラのCN社の比較をしてしまいました(笑)

R&D分野にいていつも思うことですが、良いものの基準は技術者と消費者との間でイコールではないようです。

車・カメラの両N社のように「いい」技術があってそれが勝っている会社にマーケティングを持ち込むと、消費者は良いものを見る眼を持っていますので、技術がしっかりしているところに自分たちの欲しい内容のものがくれば当然買うと思います。
結果、相当な売り上げ、利益を積み上げる可能性が高いと思います。

でも、問題はこの後ではないでしょうか。
消費者は文字通りどんどん消費していきます。
眼の肥えていく消費者の満足するものを提供しつづける底力が問われると思います。

marusuke
2007/11/04 03:42
デジタルライブ・・・映ってました(ーー;)
某ニコンファン
2007/11/04 08:35
URL参照しました♪

かなり頻繁にイベント・講習会をやってるんですね^^ LPF清掃講習会とか受けてみたいです〜♪
D300が発売されたら、売り場へ行ってみようと思います♪ でも自分は、手に取るものすべて欲しくなっちゃうんですよね〜w
page
URL
2007/11/04 09:22
 動画の中のデジタルライブの部分に私の後姿が映ってました。(笑)良い感じですね。
 日経はニコンにかなり好意的ですね。物作りでがんばっている会社なので応援したいのでしょう。確かに質実剛健で信頼性の塊みたいな会社からプラスしてワクワクするような展開のある会社になりました。
 設計者も凝り性な方が多いと聞きます。これからがますます楽しみですね。
SK
2007/11/04 12:23
marusukeさんこんにちは!
よいものの基準これは難しい問題のようですね。
よいと思っても技術の独断となっては消費者からは
そっぽを向かれてしまいます。
そのバランスが、あのカメラ大好きな社長の采配
でとてもうまく機能してきたということなのだと
思いました!もちろんほかの幹部のかたたちの
ご努力と社員の皆さんの意識改革も大変なものが
あってのことと思います!そのおかげで、ニコン
ユーザーは過去にないほどの幸せを得られました!
あとはレンズの充実ですね!ニコンはレンズの会社
であると自負されていますので期待しています!
ニコンには底力があると信じています!
blog管理
2007/11/04 16:40
某ニコンファンさんこんにちは!
おひさしぶりです!お元気ですか!
動画に写ってましたか!どのあたりかな〜!
もう一度みてみます!(笑)
blog管理
2007/11/04 16:42
pageさんこんにちは!
いろいろと最近は力を入れているようです!
時々HPをみてチェックしてみてください!
D3とD300は、休み明けの5日から
ショールームで展示が始まります!
手に取ると欲しくなる!う〜んそれは困りますね!
でもいいものが欲しくなるのは当然のことなので
正常なことだと思います!(笑)
blog管理
2007/11/04 16:48
SKさんこんにちは!
SKさんも写っていましたか!
日本の大切な部分ですよね!もの作りで頑張る!
ほんとにおっしゃる通りで質実剛健という印象が
ありますよね!それにプラスしてワクワクする
ような展開のある会社、ほんとうにそんな感じ
ですね!これからの展開もほんと楽しみですね!
レンズにも期待したいです!(笑)
blog管理
2007/11/04 16:53
サービスセンターに出ている人たちはほとんど顔を存じている方々ばかりでした(笑)

さて、LPF講習会に参加したことがあります。
基本はニコンのLPF清掃キットを購入したときについてくるCD?DVD?に準拠した内容で、これを再生しながらレクチャーされます。

特に有意義なのは、エンジニアの方に直接拭き具合や棒への紙の巻き方などの塩梅を教えてもらえることでしょうか。
ただ、エンジニアの方が受講生に対し少ないことがネックで、キットの映像を流す時間より実践の時間を多目に取ったほうがより良いと感じました。

でも、受講した後はLPFのゴミ取り機能は無くていいかも、と思えてきますから不思議です。
それほどきれいになりますし自信になりますよ。
marusuke
2007/11/04 18:08
marusukeさんどうも!
細かな紙の巻き方のコツとかつける量とかに
関しては直接みたり聞いたりしたほうが早い
ですからね!確か自分のカメラ持参でしたよね。
ローパスの模型かなんかでまずは教えてくれない
かな〜。。
受講後はゴミ取りなくてもいい!それほど自信が
もてるようになるんですか!なかなか自分でに
踏ん切りがつかない自分でした。
blog管理
2007/11/05 01:31
あ、自分のカメラ使わなくても大丈夫ですよ。

会場にレンズのフィルターと動かないボディ、さらにクリーニングキットが用意されていました。私はD1を使いました・・・。

最初はフィルターで練習して、その後備え付けのボディで撮像素子を拭く練習をさせてもらえます。
ここで止めてもかまいませんし、自分のボディのふき取りに挑戦してもそこはご自分の意思で決めて大丈夫です。

私は自分のものは拭きませんが、海外に行って痛い思いをしたことがありまして、保険的に万が一のときに自分で出来るように技術を身に付けておきました。
marusuke
2007/11/05 21:11
marusukeさんこんにちは!
さすがにそうですよね!(笑)いきなり自分の
カメラでやれとはいわないか!(苦笑)
それならいってもいいかも!(笑)
細かなご説明をありがとうございました!
終わりの、、、
>私は自分のものは拭きませんが
に、思わず笑ってしまいました!すみません!
いざというときの保険ですね!自分もそのスタンスで
いきたいと思います!
blog管理
2007/11/05 22:00
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