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zoom RSS ニコンはボディ内手ぶれ補正を採用しないのか?

<<   作成日時 : 2007/04/05 04:10   >>

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 昨日書いたVRのサイトのことでコメントをいただきそのコメントにお返事をさせていただくなかでそうかということがわかってきました。頭の整理がついたという感じです。昨日の記事に書いたように今まで手ぶれとは無縁というわけではなかったのですが、あまり必要性を実感する場面に出会うことがなかったのに、PIEでのてんまつ(昨日書いた)以来急に興味をもちだした手ぶれ補正の機能です。

 その急に興味を持った手ぶれ補正の機能についですが、なぜニコンはボディ内に手ぶれ補正の機能を搭載しようとしないのか、ということについて考えていて昨日の記事にいただいたコメントにお返事を書いているなかで、手ぶれ補正を搭載したペンタックスは旧レンズでも補正が機能して互換を大切にしていることにふれ、そうかニコンも搭載にあたっては旧レンズをどうするかという大問題があるのかときづきました。

 つまりボディ内手ぶれ補正を実現するためにはレンズの焦点距離情報(やそのたの情報も?)が必要になり、その情報をやりとりできるAFレンズでしか手ぶれ補正が機能しないということになってくるわけでした。そのあたりの問題をボディ内手ぶれ補正を搭載して距離情報のない旧レンズでも使用可能にしたのがペンタックスだったのです。

 ペンタックスではAFレンズではないレンズを使用する際には焦点距離をボディ側にマニュアルで入力(ボディ側に手で使うレンズの焦点距離を登録する)ということをおこなうことで手ぶれ補正をマウントに装着できるすべてのレンズで使えるように対応しました。このことを互換を考えていてえらいとコメントに書いたのですが、よく考えるとニコンでも今までだしてきたAiレンズ以降のレンズを使えるようにするとなるとこれと同じような措置を講じる必要があるのだということにきがついたのでした。

 ボディ内手ぶれ補正を搭載すればどんなレンズでも手ブレが補正されると考えがちですが実際にはAFレンズとボディ側でのCPUを通じた連動がないと効果的な補正はおこなえないということなのだというよく考えればあたりまえのことにきづいたということでした。今まで必要性を感じていなかったのでこのようなことにも思いをめぐらせるということがなかったので、このあたりまえのことにもきずきませんでした。

 ということで、もしニコンがボディ内手ぶれ補正を採用する場合、AFレンズ限定にするのかAiレンズなど旧ニッコールでも使用可にするのかが大問題になってくるということにきづいたということなのです。はなしが長くなりました。

 膨大なニッコールレンズがせっかく搭載したボディ内手ぶれ補正を使えないというのはやはりがっかりしますよね。それにはボディ側に焦点距離の登録が必要になるわけですが、これはニコンユーザーですでに経験済みのかたも多いのではないかと思う操作なのではないでしょうか。つまりD2シリーズやD200でAiレンズを使用する際に露出計を連動させるためにおこなっているものです。

 ニコンでもしボディ内手ぶれ補正を搭載しAiレンズも使用可にするならボディ側に焦点距離を登録する操作が必要になり、どうせならこの操作で手ぶれと露出計も同時に連動させて欲しいとなるのが人情ということになるわけで、こうなってくるとエントリーモデルにこそふさわしいボディ内手ぶれ補正の機能が、コストダウンという問題の元凶ということになってしまい本末転倒という事態にもなりかねないということで、ニコンではVRのスペシャルサイトを立ち上げて広報につとめなくてはいけないという事情があるのかなと思いました。

 長くなりましたが、ニコンのように過去からの膨大なレンズ資産を持っているとそのレンズたちと最新ボディとの互換性をどこの時点まで担保するのかという区切りがとても重要な意味を持ってきます。D40はAFを使えるレンズとしてAF-Sタイプに限定するという大胆な区切りをおこないニコンユーザーをおどろかせました。

 ボディ内手ぶれ補正を搭載するにあたってはどのような区切りにするのか意外とこのあたりの判断を決めかねて搭載にいたっていないということもあるのではないのかなと想像をめぐらせてしまいました。


【資料】
『カメラマン ザ・開発者インタビュー SLRカメラ PENTAX K100D』
http://www.digi-came.com/jp/modules/interview5/index.php?id=14
距離の情報が取れない(AF以前の旧レンズは)ピント合わせの情報が
取れなくてブレの補正量が落ちるという興味深いことが書かれています。

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
Fマウントが故の問題ってな感じですね。Fマウントならばどんなレンズでも装着できちゃう…レンズとボディで情報交換出来るようになるとはね、スゴい世界です(--;)
レンズに絞り環が無くなってボディで設定するなんて最近知ってビックリものでした。以前も書いたかな…(^_^;)

資料、興味深く読ませていただきました。ペンタックス、スゴいです!簡単にいかないものなんですね。焦点距離だけでなく被写体との距離も関係してくるとは。レンズ内が万能のようにニコンは広報しているけど広角では難しいってことなんですね。そう考えるとVRの18〜200mmでしたっけ、スゴい技術なんですね。なかなか広角系でVRが出ない訳はココにあったのか。
凧tako
URL
2007/04/05 16:13
凧takoさんこんにちは!
いままで手ぶれ補正にはあまり関心がなかった
もので調べようともしてなかったのですが、
この間のPIEで軽いD40を気軽に構えて
大失敗してからにわかに興味を持ちだして
考えていたらきづきました。
ボディ内手ぶれを搭載したからといって
全部のレンズで恩恵を受けられるという
単純な問題でもないということに!
ソニーはアルファーレンズ、オリンパスは
デジタルのズイコーレンズだけで補正される
わけで、ペンタックスだけすべてのレンズで
補正可なんですね。ただしその効果は約2段
止まりなのかな?ということでなかなか
むずかしい問題があるんですね。
絞り環のことは初めてだとおもいますよ!
あれを読むとボディ内での広角の効果は
なかなかということのようでやはり一長一短
という結論になるのかなぁ〜(笑)
量販店で改めて試したWキットのVRは結構
よかったです!D40xとの組み合わせは
魅力的ですね!(笑)
blog管理
2007/04/05 17:38
実は私、VRレンズを持っていません。
欲しいレンズにVRがたまたま付いていなかったり、付いていても今度はF3,F4で使いづらいGレンズだったり・・・。
なので、ボディ内臓、レンズ内臓の長所を良く把握できていないのですが、VRの話を伺うとAFやズームの黎明期を思い出します

F3を使っていた頃はズームは画質がネとかAFはピントリングのトルクがネ、など勝手気ままなことを言っていましたが、F4でAFとズームレンズを使ってみてあまりの便利さに手放せなくなってしまいました。
現金なものですが、それ以来写真は撮ってナンボだと思うようになりました。

コストや使用できるレンズの幅の問題でどちらの方式にも長短があるのかもしれませんが、こうした素晴らしい機能は是非使いこなして今まで撮れなかったような写真をモノにできるようになったら素晴らしいことですね。
・・・たまには三脚に短焦点MFを付けてじっくり撮ってみたいと思いますけど(笑)。

marusuke
2007/04/05 21:53
marusukeさんこんにちは!
F3F4ではVRは使えないですからね。
そのあたりも視野に入れたレンズ選びと
なるとGタイプは選べないですね。
確かに今はまだどちらがいいのか簡単には
決められない時代だと思います。
F3を使われていたころのお話のような感じで
急にVRに興味がわいています!(笑)
おっしゃる通りVRを使ってみたいなと思って
います。なにか痛い思いをして目が向くという
典型ですが最新の機能を使わない手はないです
よね!
たまには三脚でじっくりとというのもいいかも
しれませんね!今度、自分でも久しぶりに三脚を
使って撮ってみようかな!
blog管理
2007/04/06 00:39
手ブレ補正はあればやっぱり便利ですよね。
便利・・というより、表現の幅が広がるのが素敵!

ニコンのVRレンズは1本しか持っていませんが、かなり撮影の自由度がアップします。
ささ
2007/04/06 00:48
ささサンこんにちは!
あれ、ささサンはどのVRをお持ちでしたか?
いままで話にでてこなかったような。。(笑)
手ぶれ補正はほんと便利だろうなと思います!
PIEでのショックからは立ち直りましたが、
急に興味がでてきてしまい、、(笑)
VRの18-200mmの売れる理由が今頃
実感としてわかってきたという、とほほな
感じです。(笑)
blog管理
2007/04/06 01:01
おっしゃるとおりVRレンズはとても便利ですね。
ただ、ニコンはフィルム一眼レフを未だにラインナップしている以上、ボディ内手振れ補正は採用したくても出来ないのではないか、と私は見ています。逆に、レンズ内補正であればVRレンズをフィルム一眼レフでも活用できるので、私は今のニコンの判断は正しいと思います。
ザク
2007/04/07 10:31
ザクさんはじめまして!
ニコンとキャノンはデジタルがまだ一般的に
なる前から手ぶれ補正を開発している関係で
レンズ内での開発をしてきた経緯があります。
ただF6があるからといってボディ内に
踏み切れないとも思いません。
廉価モデルではAFレンズのみ有効なボディ内
手ぶれ補正という選択肢もあるように思います。
ただAFレンズ限定のボディ内を採用して、
納得が得られるのかという問題になると
思うので上記のような採用に慎重な側面も
あるのではないかと想像したわけです。
研究はしていますといってますし、ニコンの
コンパクトカメラではすでに実用化されて
いるので他社の動向からコンパクトで採用
したら上位に採用も時間の問題というところ
まできていると思います。
なので幅広い選択肢はすでに持っていると
思いますがそれをどういうレンズ対応でだす
のかなど課題があるのだと思います。
blog管理
2007/04/07 17:01
ニコンはボディ内手ぶれ補正を採用しないのか? きになったコト/BIGLOBEウェブリブログ
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